STC社製 アストロマルチスペクトラフィルター届きました!

STC社製 アストロマルチスペクトラフィルター(光害カットフィルター)

クリップ式で大きさは大体こんな感じ

先月に宮崎県の「よしみカメラ」さんに注文していた光害カットフィルターがこの度届きましたので、天体撮影を始めてまだ日の浅い素人が使用状況の報告です(苦笑)

 

「アストロマルチスペクトラフィルター」いわゆる光害カットフィルターで、ケンコーやマルミが市販している光害カットフィルターより強い効果が出るフィルターになります。そして小さいながらもそこそこなお値段・・・

特殊性が高いですからね、こればかりは仕方ないことです

 

クリップ式なのでレンズではなくカメラ本体に装着します

クリップ式なのでカメラ本体にはめ込むように装着します

よしみカメラさんのサイトに取付方法の説明動画ありますので、それを参考にしながらはめ込みました

自分のD7100はさほど難なく取り付け出来ましたが、機種によりなかなかハマらないものもある模様・・・

クリップ式のメリットはフィルターの取り付けられないレンズでも使用でき、また各レンズの口径に合わせたフィルターを都度買わなくても済むという利点があります

ただしレンズ底の部分からレンズ出っ張っている、もしくは何かしらのパーツが飛び出てるモデルはフィルターと物理的に干渉してしまうので使用が出来ません!

残念ながら夜景撮影等で愛用していた「SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM」はこれに該当するため装着が出来ませんでした・・・

 

フィルターを使用してのオリオン大星雲の撮影(Nikon D7100改造で撮影)

早速にその効果を確かめるためにオリオン大星雲を撮影。1枚15分を9枚重ねたものです

ホワイトバランスの設定はノーフィルター撮影時と同じ設定にて撮影しています

写し出された最初の画像を取り込んで感じたことが、とにかく「カラー調整がし易くなった!」です

分子雲の写りがどうのこうのより、とにかく画像に写ったイメージ通りの色味に近い状態結果に驚き!

ノーフィルターで撮影した全てが真っ赤っかな写真がフィルター1枚を挟むだけで、赤い星は「赤」、青い星は「青」、黄色い星は「黄色」とちゃんと分離するようになったのです

もちろん分子雲等の写り具合もキープしたままです

 

フィルターを使用してのカモメ星雲の撮影(Nikon D7100改造で撮影・露出15分)

もう1枚テストとして撮影した「カモメ星雲」

カモメ星雲も天体撮影を始めたばかりの頃に撮影に挑んでいた被写体で、その時のチャレンジ以来はほとんど撮影はしてきませんでした

というのも当時は装備不足過ぎてまともな作品に仕上がらなかったからです

 

tabibitophoto.hatenablog.jp

ポタ赤スカイメモSに超望遠レンズを搭載して無理矢理撮影していた初期の「カモメ星雲」

当時はカメラ非改造、ノーフィルター、ノーガイド、自動導入類の機能等一切無しの中での撮影でした

それが今では15分露出1枚のみの撮影でここまでに・・・

フィルターの効果と重要性を改めて認識! これはSeestarで追っていた星雲たちをまたこの一眼で撮り直そうかな~・・・

クリスマスツリー星団・コーン星雲(NGC 2264)Seestar S50 撮影(撮影日:2025-11-30)

クリスマスツリー星団・コーン星雲(NGC 2264)Seestar S50 4Kモード撮影

使用機器:ZWO Seestar S50(赤道儀モード)

露出時間:30 sec × 138 set(69分)4Kモード撮影

撮影スポット:鳥取県鳥取市河原町(自宅玄関前から)

撮影日:2025-11-30

 

クリスマスウィークにピッタリな名前の星団「クリスマスツリー星団」

何故こんな名前が付けられと思って調べてみると、今の写っている画像を逆さにするとツリーのシルエットに見えるからだそうです

・・・見えるのかな?

デュアルバンドフィルターで撮影後、赤色を強調処理しました

世間はクリスマスで浮かれていますが、こちとらは年末に向けて追い込み残業真っ最中です!

今日も明日も明後日も残業コースでございます(苦笑)

 

ところで謎の疑問があるのですが、Seestarを購入時から度々このエリアは撮影を繰り返してきました(写真自体はブログ未投稿)が、一体どういうわけかこのエリアはよく星が流れて画像が仕上がるまで随分と時間を要します

特別導入が難しいエリアではないはずですが、1時間分のデータ蓄積をするために5時間も要する場合もあります

「星が流れてしまったのでこの画像は無視します」

ひたすらにこのメッセージが流れ続けます

今回の画像(69分)もバッテリーが切れるまで撮影を続けてここまでのデータ蓄積です。こういうものなんですかね?

M74銀河 Seestar S50 撮影(撮影日:2025-11-22)

M74銀河 Seestar S50 4Kモード撮影

使用機器:ZWO Seestar S50(赤道儀モード)

露出時間(推測):30 sec × 80 set(40分)4Kモード撮影

撮影スポット:鳥取県鳥取市河原町(自宅からちょっと先の広場)

撮影日:2025-11-22

 

11月後半3連休中にSeestarにて撮影していたうちの天体の1つ「M74銀河」

初日は岡山県美作市のポイントでこの銀河を狙っていましたが、快晴でありながらガスが思いのほか晴れず、この日は多少曇ってても写り易い星団等にターゲットを切り替えました

 

翌日に自宅近くのいつもの広場にて撮影を再チャレンジをしましたが、ちょっとこの日はプチトラブルが・・・

この日は改造一眼でオリオン大星雲・馬頭星雲も撮影していた日で、その傍らでSeestarがもくもくとこの銀河を撮影していました

tabibitophoto.hatenablog.jp

 

銀河1つを2時間程度撮影なら補助バッテリーまでは不要だろうと特に何もしておらず、当人の意識ももっぱら一眼に集中していてSeestarはそのまま放置・・・

しかしどうやら充電が十分に行えていなかった様で「シャットダウンしています!」と突如音声が流れた後強制終了

途中確認のために残しておいた時の記録のみを残して後の4Kデータは全て消し飛びました・・・

2時間近く(もしかしたらそれ以上)は蓄積出来ていただろう4Kデータを半分以上失ってしまうという失態でした。油断大敵(泣)

Seestarの4K化機能はライブスタック時のみの対応で、後日に本体機能でデータを再スタックしたところで4K化は出来ないんですよね・・・

↑この仕様、何とか解決 or 新実装してほしい!

露出時間約40分というのはスマホ内に残されていたJPEGデータのプロファイルから推測した時間になります

 

今回はM74銀河の画像、そして防げたであろうつまらない失敗のお話でした(苦笑)

しし座の三つ子銀河(M65、M66、NGC 3628)Seestar S50 撮影(撮影日:2025-11-23)

しし座の三つ子銀河(M65、M66、NGC 3628)Seestar S50 4Kモード撮影

使用機器:ZWO Seestar S50(赤道儀モード)

露出時間:30 sec × 122 set(61分)4Kモード撮影

撮影スポット:鳥取県鳥取市河原町(自宅玄関前)

撮影日:2025-11-23

 

らせん星雲、かに星雲、オリオン座付近の星雲と撮り続け、朝に向かってのこの日最後のターゲットがこの銀河群の撮影でした

お世話になっている天体アプリにはその日の夜の暗い時間帯が表示されていて、太陽の明かりの影響が出始める時間いっぱいまで「しし座の三つ子銀河」を撮影し、約1時間分はデータを蓄積することが出来ました

 

撮影途中に人工衛星が2つ通過してしまったのでPhotoshopに取り込み後、修正をかけていますが、その部分がちょっと違和感を生んでしまっているかもしれません

幸い銀河本体には被りませんでしたので、そこはラッキーだったですね・・・

 

「しし座の三つ子銀河」の情報(Wikipediaより)

ja.wikipedia.org

オリオン座付近の散光星雲(NGC 2182付近)Seestar S50 撮影(撮影日:2025-11-23)

NGC 2182付近の散光星雲 Seestar S50 4Kモード撮影

使用機器:ZWO Seestar S50(赤道儀モード)

露出時間:30 sec × 240 set(120分)4Kモード撮影

撮影スポット:鳥取県鳥取市河原町(自宅玄関前)

撮影日:2025-11-23

 

かに星雲の撮影後、少しばかり冒険がしたい意欲に駆られてオリオン座付近の散光星雲にレンズを向けてみました

使用している天体アプリ内では表記が「Unknown」となっており、名称が分かりませんでした。しかしアプリ内に表示されているイメージでは面白そうな形をした星雲が写っているので興味本位で撮影を試みることに・・・

情報を全く得ないままでのぶっつけだったので、Unknown(不明)と表記されているあたりそう簡単には写らない難易度高めの天体ではないかと不安もありましたが、じっくりと時間をかけていくと徐々に複雑な形が現れました

今回は2時間ジャストで撮影を止めましたが、もっとたっぷり一夜まるまる時間をかけて撮影するとまた写りに変化があるかもしれません

かに星雲(M1)Seestar S50 撮影(撮影日:2025-11-23)

かに星雲(M1)Seestar S50 4Kモード撮影

使用機器:ZWO Seestar S50(赤道儀モード)

露出時間:30 sec × 240 set(120分)4Kモード撮影

撮影スポット:鳥取県鳥取市河原町(自宅玄関前)

撮影日:2025-11-23

 

らせん星雲が陰に隠れて撮影続行不可能となった後、今度は「かに星雲」へとレンズを向けました。かに星雲は昨年も撮影しましたが、今回は赤道儀モード&4Kモードによる比較撮影となりました

しかし完成した画像を見てみると、かに星雲は描写的にはあまり変化は無いなといった感じが素直な印象でした

相性があるのでしょう。恩恵を受けやすい天体もあれば、そうでもないタイプの天体もあるのでしょう・・・

そこでソフトで輪郭強調を強めにかけてみました。星雲のしわしわ模様を強制的に出してみた感じです

 

かに星雲」の情報(Wikipediaより)

ja.wikipedia.org

らせん星雲(NGC 7293)Seestar S50 撮影(撮影日:2025-11-23)

らせん星雲(NGC 7293)Seestar S50 4Kモード撮影

使用機器:ZWO Seestar S50(赤道儀モード)

露出時間:30 sec × 235 set(117分30秒)4Kモード撮影

撮影スポット:鳥取県鳥取市河原町(自宅玄関前から)

撮影日:2025-11-23

 

らせん星雲を得意技のSeestar S50 自宅玄関前放置方法(笑)にて撮影しました

ジャスト2時間分のデータを、と区切りを決めて撮影していましたが、1時間57分30秒分のデータを蓄積した時点で止まってしまいました

アプリの表示が「1:57:30」から進まない。どうやらこの地点で庭木の死角に隠れてしまった模様。あと少しだったのに・・・

主が気付くまでSeestar君は延々と「十分な星が写っていません!」とエラーメッセージを繰り返していました

すまんな、少し横着が過ぎた・・・

取り合えず蓄積できた画像をAIノイズ処理を実行後、Photoshopに放り込み、色の調整やら輪郭強調やらを実行したものがこの写真になります

 

「らせん星雲」の情報(Wikipediaより)

ja.wikipedia.org