
皆既月食(2025-09-08)当日の日本海側は秋雨前線の影響で生憎の天気となりましたが、それでも僅かな希望をかけて撮影に取り組んでみました
食が始まる時間帯の頭上は快晴そのものでしたが、海側の方向からは雷光が輝いていて、発達した雨雲が少しずつ確実に迫って来ている状況でした・・・
使用機材は最悪の事態を想定してすぐ撤収できるように赤道儀は使用せず、AZ-GTiX経緯台と一眼カメラ(Nikon D780・D7500)とSeestar S50に頑張ってもらいました

Seestarで撮影した進んでいく月食の経過写真。およそ10分~15分刻みです
その後雲に一時的に月が隠され、追跡できなくなったSeestar君は右往左往。その後は再導入が困難に・・・
月も暗くなって見付け難い状況で、なおかつ雲が定期的に月を隠すようになり始めたのでSeestarの出番はここまで・・・

何とか食最大時間まで粘りたいところですが、だんだんと厚い雲が境界線を伴いながら接近してくるのが目視でも解ります
接近につれて雷光もより一層激しくなれば、気持ち雷鳴も聞こえ始めました・・・

ただでさ光が薄くなっている月食に薄雲がかかるようになり、露出時間を長めにとらないとなかなか全体を写せなくなってきました。代わりにまだ日の光を受けている部分は眩しい状態に・・・
このあたりを綺麗に写すと青色が混ざっているターコイズフリンジが見えてくるはずなんですが、なんとも残念・・・
Photoshopで色を調整するとターコイズフリンジっぽく見えるように出来たんですが、さすがに無理矢理っぽいし、偽物写真にも見えるので止めておきました

食最大時間(2025-09-08の月食の食最大時間は午前3時12分)になるまでやけくそ気味に粘って捉えた真っ赤な月食写真です
もうすでに回復が見込めない状態まで雲に隠れているため、わずかに届いている光を捉えるため長時間露光にて撮影して唯一まともに記録できた1枚です
これ以降は完全に姿が隠れ、なおかつスマホ防災アプリからもうすぐ強い雨が降り始めるから気を付けなさいとアラームまで鳴り出す始末。事実この後にそれなりの降雨が襲う状態まで悪化の一途を辿りました
それでも絶望的状況の中でこれだけ記録が残せたのなら良しとしなければいけませんね
次回は来年3月3日(ひな祭りの日)に月食がきますので、そこに期待ですね!

パソコン内に過去の月食の記録写真がありましたのでここに残しておきます
皆既月食(2014-10-08)、部分食(2021-11-19)、満月(2023-03-07)、律儀に並べてデータ内の隅に保管してありました(笑)